第2回 児湯・西都地区意見交換会を開催しました(報告)
お疲れさまです。県央ブロックの日高国尊です。
第2回目の児湯・西都地区の意見交換会が、10月13日(水)に行われました。
参加者は5名で、西都・児湯地区の会員が2名、宮崎市より3名の参加がありました。
今回、新しい会員の方が参加されました。県の事務局より紹介を受け、ホームページの記事を見て、参加されたようです。地道に継続している事で、少しずつですが、つながりが生まれつつあることを嬉しく感じます。
まずは、新しい会員の方の自己紹介と、社会福祉士となったきっかけについてお話を聞きました。
・今までは違う分野で働いていたが、家族の介護をするようになり、福祉の世界に興味を持つようになった。
・社会福祉士の資格を持ったが、資格を活かした職場がなかなかない現状で、正直どのようにして活動を行なっていいかが分からなかった。今回の意見交換会に参加してみて、勉強したいという思いで参加した。
・参加に当たっては、同じ職場で働く社会福祉士の先輩に、いろんな人のつながりを持った方がいいと薦められた。
前回に引き続き、児湯地区における口蹄疫復興の近況について、地元の会員からの情報を頂きました。
・メンタル面での支援では、被害農家への戸別訪問を継続しており、心配なケースについては、県が医療機関と連携してフォローしているが、十分かどうかは、今の所はまだはっきり分からない。
・被害農家の支援は、当事者の関わりが中心であったが、その周りの家族にはアプローチを行っていない。そこの部分はフォローしなくても大丈夫なのか、整理されていない。
・関連する業者の2次被害の話は耳に入っているが、どの程度の影響が出ているのかは、はっきりとした情報がない。ただ、地元商店街の活性化を意識してか、飲み方が増えてきているように感じられる。
・ワクチン接種農家の概算払いのめどが立ち、農家の人たちも一応落ち着いた感じが見られるが、補償金が出た後の第2波の問題が出てくるかもしれない。
・都農町では、44地区で地域福祉計画に伴う、座談会が開催されている。来られている方々は、地域で活動する代表の方が中心であるが、口蹄疫での問題はあまり出てこない。
・都農町は大規模な企業が少なかったので、従業員は雇用を継続で
きている。
・川南では、解雇された若い従業員が、自殺したいと話される方が
いた。
・特に解雇された従業員に対して、緊急雇用対策として、家畜の処分や、消毒の業務を行っており、かなりの額の手当てが支給されていたが、この雇用もなくなり、職を失っている方々が多いのではないか?
・牛舎を作ってきた大工も仕事がなくなり、収入がない状態が続いた時期もあった。
・町民全体が自粛ムードだったので、経済活動が停滞していた時期があり、元の状態に戻るまでにかなりの時間を要するかもしれない。
・被害農家の多くは、国が守ってくれるという気持ちで、補償も全額出ると考えている。しかし、間接的に被害を受けた園芸農家は、一生懸命頑張っているのに、何も補償を受けないと、不満が出ている状況。
◎ハローワークとの連携
・川南町では、雇用を解雇された従業員に対して、作業現場にてハローワークの就職相談会を行っていた。
・又、緊急のワンストップ窓口として、1日だけであるが、ハローワークの総合相談窓口を開いていた。
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国が音頭を取って行ったものではあるが、川南町だけの開催であり、地域差が見られたように感じられる。
◎包括や相談機関からのアプローチ
・スクリーニングで訪問支援を行っている時に、何軒か口蹄疫関連の相談あった。通常の業務では、なかなか相談は上がってこない。
・包括への相談ルートをつくる。市の窓口や病院のケースワーカー
等
・児湯地区は、精神科専門の病院が少ない。高鍋・西都に集中して
いる。
・ケースでセルフネグレクトの問題が出てきている。行政・包括が連携して、実態把握を進める必要がある。チェックリストを活用し、高リスクの人の見守り支援を構築したい。
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まずは、地域の現状を把握する事。なかなか実態が掴みづらいので、当初はかなりのてこ入れが必要になると思う。
◎児湯の地域性
・都農、川南は、一緒であるというイメージが強い。JA尾鈴のくくりも都農・川南となっている。暮らしの中で、つながっている部分が強い。
・高鍋は、城下町というイメージがあり、独立した関係性。
・児湯というくくりで、地域づくりという考え方では、なかなか難しい面もある。歴史的な背景も考慮しないといけない。
・川南は、他所から移住して開拓してきた歴史があり、住民同士の団結力や勢いはあるように感じている。川南の若者連協のメンバーは、地域振興に熱心に活動している。
・都農は、年に1階の都農神社祭りには、住民が一体となって取り組む。しかし、住民の意識は役場任せの部分が大きい。
・都農では、先ほど紹介したように地域福祉計画策定に伴う、住民座談会を実施している。住民の意見を聞いて、要望に応えるやり方でなく、自助の部分をどうしていくのかを議論している。当初は役場任せ名部分もあったが、意見聞き始めると、自分たちの問題として考え始めている、いいきっかけになればと考える。
◎自治会との関係性
・自治会に入った方がいいのか?新しく移った場所では、住民との関係性がなく入りづらい。
・自治会に入り手がいなく、役場の職員が役員を行っているケース
が多い。
・自治会に入らないと、ゴミ袋が支給されない、ゴミステーションに捨てられないなど、「地域ルール」があり、このことが帰って敬遠する状況になっていないか?田舎では、「自治会に入って当たり前。」という風潮がある。
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・自治会の「地域ルール」の中で生活しづらくなっている人はいな
いか?
・自治会と住民のフラットな関係が必要ではないか?
・自治会に入る事のメリット、デメリットが整理されて説明できれば、住民との距離感が埋まっていくのではないか?
・多様化する生活に、自治会だけでない、新たな助け合いも認められる社会にならないか?違いを受け入れられる社会づくり。
◎住民にとって相談しやすい場所
・口蹄疫関係の相談窓口は、やはりJAがいいと思うが、広く相談事を受け止める窓口機能は、出来る限り住民の生活に密着している場所が良い。
・都農や川南では、JAのスーパーマーケットやケイスケが住民の津堂の場となっている。
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なかなか問題を抱えていても相談できないケースが潜在的
にある。
生活に問題を抱えている人が、早期に相談できる環境を整えていく為に、住民の身近な所へアウトリーチが出来るアンテナ機能をどこに持っていけばいいのか?受け皿としてどのような連携・ネットワークを構築すれば良いのかを今後の研究課題として、意見交換会を発展させていきたい。
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